かなり遅くなってしまいましたが、
縁劇ユニット流星レトリック第6回公演
星レト短編集『secret of holy』
全公演無事に終えることができました。ご来場誠に有難うございました。
今年入って初の舞台。前回のEnsembleから約半年ぶりの舞台。
素敵なキャスト、スタッフさんに囲まれて本当に幸せな現場でした。
今回は短編集ということで4作品で作られる舞台で、私は有り難いことに2作品出させて頂きました。
1作目の『湯気のぼる夕餉の向こう』ではJK!元気いっぱいに頑張りましたw年末くらいに制服着る役がやりたいな〜って言ってたのが速攻叶った!ルーズソックス履いてたりで癖強だけども!
とっても暖かい作品で出ている私も癒しを得ていました😌
真白ちゃん役の心音ちゃんが可愛いのなんのって癒しオブ癒しだった。。。
4作目の『フェニックスの秘密』は、とにかく苦しかった。辛かった。本番入ってからずっと「もうやりたくない」って思う作品でした。この感覚になるのはめちゃくちゃ久し振りで、ずっと心がぎゅっとしていて苦しくて幸せな時間だったなと思います。
これを書きながらも舞台上での感情を思い出して少しうるっときてますw
台本を初めて読んだ時、私の役めちゃくちゃ大事だし難しいし、しかもご一緒する御三方が本当に素敵な方で、足引っ張っちゃうな。。。とかもうとにかくプレッシャーと不安でいっぱいでした。
だけど、頼れる先輩方に演出のゆうさんに沢山助けて頂いて舞台に立つことができたなと思います。
勿論本筋は絶対にずれたりしないけど、毎回毎回その時に感じるものや出てくる感情の大きさ、台詞の音が違って、演技のくくりから抜けた本当の会話と感情のやりとりがあって、すごく心地いいと言うか、贅沢な空間だったなと思います。
こんなそれっぽいことを底辺役者が言ってて何だか怒られそうだけども。。。w
だからこそ、本当に本当に辛かったし、毎日もうやりたく無いって思いました。
もともと感受性や想像力が豊かな方ではなく、涙を流す。。。みたいな台詞、それが必要になってくる役は課題だったんですけど、昔よりは格段に成長できたんだなって自分の自信にも繋がりました。
出ていなかった2作目の『月と蛍』は個人的にめちゃくちゃ好きなお話で、おいかけっこしてるとことか可愛すぎるし、ラストのあの感じも凄く好きで客席で見たかったなーって思っていました!
3作目の『迷子』は大人な雰囲気が最高で、どうしても声質とか顔がキッズな私は憧れの目で眺めていました。あかねさん役、1作目、2作目の脚本演出もされてる美佳さんがあまりにも美人すぎて。。。
そんな4作品で紡がれた舞台。オムニバス形式の舞台は初めてで、本当に色んなものが得られた現場だったなと思います。
こんなに素敵な経験をさせてくださった星レトさん、応援してくださった皆様、本当にありがとうございました!
苦しくて幸せな時間でした。
糸崎陽咲役 新川眞白